日曜日 朝畑に行くと霜が降りて 初氷も!
こんな状態の時は 何も出来ません
1時間程で霜もとけ作業をしますが
寒波対策を先にする事になりました。
例年なら年末の作業ですが 最近の天候不順はいつ来るか分かりませんからね
里芋の畝には稲藁を入れて その上からマルチを張ります マルチは二重にしてあるので 寒波が来ても大丈夫でしょう 里芋は地上部を切り、掘り返したりせずにそのまんまの状態で冬越しさせます。
春菊がこの霜でやられてしまいました
慌てて保温対策しましたが、結構ダメージがあります。
3箇所に植え付けているので 数は有りますが 一度霜にあたると繊維が固くなる様に思えるので少し心配です。
人参の紅かおり と もものすけ
紅かおりがいい感じです 西洋人参らしい太り方で 少し短いのもありますが 一本は満点です
去年の大根に続き 二品目の納得野菜が出来ました
人参は特に嬉しいです💯
地道な畑の菌活が土に良い影響を与えているとしか思えません
NO 2 出来上がりその後の管理のページへ
ターサイは幼苗時に虫食い被害にあいましたが その後は順調に成長して、大きな物は収穫時期に入りました。
日本ほうれん草や千筋京水菜が食べ頃です。
先週 微生物兵器ゼンターリ水和剤を白菜、キャベツ、ブロなどのアブラナ系に散布しましたところ 今週は見事に激減 老齢夜盗を2匹だけ捕まえました。
この2匹も元気がなく これがホントの虫の息🐛
武士の情けで止めは刺さず 草むらに返してやりました。
第一弾目のあごおち白菜75は、全て巻ききっているので 上の写真の第二弾目に来週虫がいなければ
鉢巻きして帽子をかぶせて冬備えをしましょう。
さて
畑の菌活に使用しているのは 簡単に自宅で出来る乳酸菌と酵母菌の発酵アミノ酸液です
用意するのは2リットルのペットボトルと、スーパーで市販されているイースト菌とR−1 ミネラル塩 きび糖(黒糖)でもOK たったこれだけ
ベースとなるのはお米の研ぎ汁です
からのペットボトルにきび糖と塩を入れます。
きび糖は80グラム位 塩が少々
きび糖は多くても構いませんが塩はあまり増やさないほうが無難です
ペットボトルにこれぐらい米の研ぎ汁を入れます 発酵するのでいっぱいまで入れない様に注意します
この中にR−1を一本と入れたのと
イースト菌を入れたのとで 一度に2本作ります。
イースト菌はパラパラパラパラぐらい
(笑) ホント少なくて十分です。
凄い勢いで増えていくので たくさん入れると爆発するかも知れません
各ペットボトルの蓋を閉め よく振ってきび糖と塩を溶かして終わりです。
翌日から1日1回ペットボトルの蓋を開けてガスを抜きます。
乳酸菌はゆっくりと発酵するので2.3日はあまり変化がありませんが
イースト菌は翌日から注意しながら蓋を開けて下さい。
絶対に一気に開けようとせず 蓋を押さえながらゆっくりと開けるようにしてくださいね
発酵が進むにつれて ガスの量が減ってきますので ほとんどガスが出なくなれば完成です
イースト菌のほうが早く完成します
ガスが出なくなり ペットボトルの底におり(澱)がたまり、上澄み液と分離した状態が完成の目安になります。
上の写真は完成間近の様子です もっと綺麗に上澄み液が澄んできますよ
ガスが出なくなれば 毎日の蓋の開閉をしなくて構いません
乳酸菌も酵母菌(イースト菌)も無酸素の状態で生きられるので 直射日光だけを避けて保存します。
噴霧器を使って畑に散布する時は
上澄み液だけを使用しないと詰まってしまうので注意してください
私はじょうろで 澱も一緒に入れるのでペットボトルそのまんまドボドボ入れて使います
50倍から100倍ぐらいに薄めて使うのが基本ですが
私の場合 少し濃い目で2週間に一度の割合で散布します。
土に散布すると言うより 作物全体に散布します 葉面からも吸収される状態の発酵液なので追肥にもなり カビ菌などの有害菌の活性を抑え健康な状態を維持するのに役立ちます。
流れ落ちた発酵液が土の中に入り 土中の細菌の状態を整えます
土中の細菌は 自民党と同じで数の論理で生態系が決まります
有効菌類と有害菌類 そしてどっちつかずの菌類がいて 多数決で土の中の状態を決めています
大多数がどっちつかずの菌類で 実はこの菌類は有効菌の働きもするし 有害菌の働きもできる特色を持っていて
多数決で多いほうの働きをする事が研究で分かっています
自然界では有害菌の方が圧倒的に強く
無酸素状態では腐敗菌がはびこり 優良菌は負けてしまいます
畑に腐葉土を入れると土が良くなるのは腐葉土に沢山の優良菌が住み着いているからですね 定期的に腐葉土を入れる事により優良菌の補給が出来て 土の状態を整える事ができるのです。
そして 腐葉土以外に簡単に優良菌の補給をして土の細菌バランスを健全な状態に保てるのが
この乳酸菌と酵母菌(イースト菌)の発酵液です
それと納豆菌ぼかしです
EM菌も考え方は同じで ベースは乳酸菌です
豊かな土とは、栄養豊かではなく
優良な微生物が豊かにいる土の事だとこの何年かで野菜達が教えてくれました。
やっと、良い野菜が作れる様になってきた様に感じます。
追記
きび糖の分量ですが 最低の分量で記載していますが 100グラム以上でも構いません(150グラム)まで位で良いと思います。
(ペットボトル1本に対しての量です)
乳酸菌は冬場は発酵が遅いので
こたつの中やお風呂に入れておくと
早く発酵が始まります。 出来上がりからその後の管理のページへ
0コメント