肥料用米糠ボカシ応用編

前回は、基本形の肥料用米糠ボカシの作り方をアップしましたが
今回はその応用編と言う事で夏野菜バージョンです。
作り方は、基本形とまったく同じですが リン酸を基本形より多く入れたいので米糠と魚粉の量を少し増やしました
米糠 4キロ  油粕 1.6キロ
魚粉 2キロ

乳酸菌発酵液 800cc
酵母菌発酵液 400cc
プラス 水100cc程

単純にリン酸だけを増やしたいなら骨粉を入れると簡単なんですが
動物性(陸上動物)由来の肥料を使用しないとと決めている浪漫人は使用しません。
それと、魚粉を入れずに米糠の量を増やすだけでもOKです。

発酵液は、基本通りの量でプラスアルファした分は水を足して調節出来ます。

応用編なので こんな事もしますよ
ミネラル補給の為にカットわかめを入れたり
暑い時期の使用になるので作物の体力の元となるアミノ酸量を増やしたいので タンパク質(おから)を入れたりします。
タンパク質は分解されればアミノ酸になり、分解される前は乳酸菌と酵母菌の身体となり土の中で活動してくれます。
一通り作業が終われば空気を抜いて嫌気発酵させます。
灯油入れに使うシュポシュポがあれば、畑で袋を開けた後も再び空気を抜いて保存すれば、窒素成分の拡散防止にもなります。
また、完成後は天日乾燥し 菌を眠らせて保存可能ですが あまり日にちが経つと肥料成分が目減りするので半年以内には使い切る様にして下さい。

浪漫人(romanbito)のこだわり菜園 

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