11日(土)岡山に出張

夏野菜の苗作りも簡易温室が満杯なので 少し休憩に入りました。

会社の駐車場に設置しているので1日中日が当たり環境的には文句なしのいい場所ですが 人に見られるのが欠点で話しかけられるのが 少々面倒くさいんです
たまには、大麻の栽培か?なんて言ってくる人もいたりもします。

来週位にトウモロコシを卒業させて場所を開けないといけません。
HCで佐藤くんの苗を見つけ 初めて見たブロッコリーの苗も少し買い
植えつけました。
できるだけ混植して植えつけました。
後、水に浸けておいた牛蒡の種と
去年の残り種の黒頭巾を撒いてきました
急いでいたので 牛蒡は発芽後に袋栽培に強引に移植します。

輪作を心がけていますが
アブラナ科は多いのでどうしてもかぶって来たりもします 
輪作を基本に考え、後できる事と言えば混植する事で連作障害を回避する事です
今まで連作障害だと本人が言うのを何度も現場で見てきましたが
私の見る限り 連作障害以前の問題だと思う症例ばかりでした。

つまりは、地力自体が落ちているのに気づかず連作障害のせいにしてしまっているんです。
そんな場所に接ぎ木苗を買ってきて植えたら 耐病性を持っているのでそれなりに育ってくれるので問題の先送りになるだけで解決しません

連作障害を簡単に言うと
土壌の微生物と栄養のバランスが大きく崩れた状態で作物が正常に育たない症状の事だと私は理解しています。
植物は土壌の中で吸収と排泄を繰り返し育ってます。
それぞれに好みの栄養を吸収して排泄するので 同じ種類だと減る分も増える分も偏ってきてバランスが崩れるので連作を避ける考え方です。




実際のところ連作障害については完全に解明されてないので明確な答えは無いのですが考え方としては間違っていないと思います。
混植することで、ある程度防げるなら安上がりす
雑草も同じ植物ですからある程度放置してから抜いたり コンパニオンプランツを積極的に取り入れたりしてなるべく自然環境に近づける事が大事です。
私がなるべくマルチを使用しないのはこの事も含めて考えているからです。
本当の連作障害は見事な程野菜が成長しません。
これは、自分でプランターを使った実験で実証済みなので断言出来る事です。

そして雑草は、本能的に土の中の成分の少ない栄養分を貯め込もうとする性質があり、そのうえ病害虫を寄せ付けない防御力も持ち合わせています。
これが雑草の生命力の強さの秘密なんです。
一年草の雑草はその旬の時がこの能力が一番強い時なので上手く利用して土に戻す事は土壌を育てる事にもなりますよ。

話が完全に横にそれてしまい
自分でも訳が分からなくなってきたので本線に戻します。
春栽培の人参(紅かおり)の第二弾目の種も蒔いています。
分かりづらい写真ですが、じゃがいも(グランドペチカ)の発芽も確認出来ました。
この発芽を見て初めてひと息つけた感じがしました。
さて、岡山県にてリタイヤ後のスローライフを楽しんでいる従兄弟夫婦が浪漫人農法や理念に賛同して下さり、挨拶がてら訪問させていただきました。
現地は岡山県久米郡美咲町
待ち合わせ場所から案内してもらいましたが…
正直なところ、想像を絶する様な所(失礼な奴)で 私が考える田舎暮らしのイメージとはかけ離れた場所にあります。
車で走りながら、いったいとこまで奥に行くねんと思いつつ 
奥方が、私は永住は絶対嫌や!!と言った事などを思い出しながら
現地に到着。
出迎えてくれた奥方に開口一番の言葉が  ここは、なんぼ俺でも躊躇するわ!  と言ってしまうほど見事な田舎の小さな集落でした。
今回は嫁に出す里芋を持ってくるのと、畑の見学が目的でゆっくりとできなかったのですが 次回は泊りで来たいと思います。
里芋は袋に入れて家の中に置いておけば腐らずに勝手に芽が出るので
芽出しに苦労する事が無いのが温暖な地方の良いところです。
こちらの畑と田圃の事はまた違う機会に書く事にします。
従兄弟の自宅前に咲いていた赤い花
綺麗な花で奥方に名前を尋ねましたが…どうやらまだ私の方が詳しいぐらいだと😅

ブログを見られた方でこの花の名前がわかる方は 是非教えて下さい。
晩ごはんをよばれ現地を後にしましたが
途中 車道を走る野うさぎに遭遇🙀
田舎暮らしが夢ですが もう少しゆるい田舎暮らしの方が私にはむいている事が実感出来た1日でした。

浪漫人(romanbito)のこだわり菜園 

家庭菜園で微生物利用の野菜作り 納豆と米糠でボカシ肥料作り 米の研ぎ汁から作るエコな液体肥料 落葉から腐葉土作り 天然腐葉土採取で里山保全 微生物が野菜を育てる理由 土着菌利用 健全で美味しい野菜作りのバイブル 肥料過多が野菜を不味くする 農薬や化成肥料の安全は証明されていない 野菜嫌いの子供が喜んで食べてくれる野菜作り 目標は栽培法の確立で発達障害者の自立支援に繋がる道筋としての提案と実践です

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