落葉集めと腐葉土採取

山に行こう🙉
農閑期となる冬の間に土作りの準備として 落葉を集めて腐葉土堆肥を作ります。

荒れ放題の山には 天然腐葉土もたくさんあるので 有難く頂いて帰ります。

たまり溜まった腐葉土は 新たな芽生えを阻害してしまうので、ある程度は除去する必要があります。
落葉集めも腐葉土採取も里山保全活動の一環としての役割もあります。

そう松茸の採れなくなった原因の1つが腐葉土の堆積なのです。





この様に腐葉土の上に落葉が積もると植物の種が落ちても下の土にまで届かないので発芽出来ないのです。
植物も生物も多様化出来なければ いずれ滅んでしまいます。
山の為にも畑の為にも落葉集めと腐葉土採取は必要なのです。

落葉をのければ 腐葉土がたくさんあります 多い所では20センチぐらい堆積しています。
そして 白い土着菌の塊を見つけると有難く頂きましょう

ピンぼけで分かりにくいですが 白い部分がその塊です シロやハンペンなどと言ったりします。

山道の側溝には、分解され始めの落葉が溜まっているので 溝掃除を兼ねて持ち帰ります。
何度も山に入っていれば 直ぐに腐葉土採取のコツが分かってきますが
斜面が倒木で遮られた場所や木の周りなど、あとは踏んでフワフワしている場所は腐葉土がたくさん堆積しているので覚えておきます。

今日の収穫
この様にして持ち帰り 畑で腐葉土作りをします。

集めてきた落葉や分解され始めの落葉などに米糠をかけて足で踏んづけます。
途中に水をかけて水分を加えます。
この作業を繰り返し上に重ねて
最後に米糠で覆うようにして水をかけたらひとまず終了です。

後の作業は定期的に踏み込み 温度が上がって来るのを待ちます。
湯気が上がって来るようになれば
切り返しをします。
それからの事は別記事でアップする予定です。
 
私の場合、作付け面積が家庭菜園にしては結構広いので、この作業を何度も繰り返す事になります。
完全な腐葉土にする必要がなく、土に入れて一年かけて分解出来れば良いと思っています。


浪漫人(romanbito)のこだわり菜園 

家庭菜園で微生物利用の野菜作り 納豆と米糠でボカシ肥料作り 米の研ぎ汁から作るエコな液体肥料 落葉から腐葉土作り 天然腐葉土採取で里山保全 微生物が野菜を育てる理由 土着菌利用 健全で美味しい野菜作りのバイブル 肥料過多が野菜を不味くする 農薬や化成肥料の安全は証明されていない 野菜嫌いの子供が喜んで食べてくれる野菜作り 目標は栽培法の確立で発達障害者の自立支援に繋がる道筋としての提案と実践です

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